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1. 学術雑誌論文(学内発行分) >
1300. 紀要 / 東海学園女子短期大学 [編] >
第36号 >

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タイトル: ストライプ柄のイメージ
その他のタイトル: A Study of the Images of Striped Patterns
著者: 伊藤, きよ子
日下部, 信幸
著者(別名): Itoh, Kiyoko
Kusakabe, Nobuyuki
著者(ヨミ): イトウ, キヨコ
クサカベ, ノブユキ
発行日: 2000年12月5日
出版者: 東海学園女子短期大学
抄録: 紙を用いて色と幅の異なる2色配色のストライプ柄の試料36種類を作成し, 無地の試料と比較したときのイメージ差について検討した。その結果は以下のようである。ユ)ストライプ柄のイメージは明瞭・活動の因子, 評価の因子, 感覚の因子, 明るさの因子の4因子で表される。2)ストライプ柄の試料は, 色の明度が低いものほど, 無地の試料に比較し「強い, はっきりした, 活動的な, 派手な, 大胆な, かたい, 個性的な」イメージと評価され, 明度が高くなるほど無地とのイメージ差は小さくなる。3)評価の因子負荷量が高い「好き, 快, 美しい」の用語は, 色相の違いにより有意差の認められやすい用語であり, 赤系より青系のストライプ柄のほうが, 無地の試料より「好き, 快, 美しい」という評価がやや高い。4)「繊細な-大胆な」「痩せた-太った」の用語は, ストライプ幅の違いにより無地とのイメージ差が異なりやすい用語である。5)明瞭・活動の因子負荷量が高い用語では, ストライプ幅1.Ocm以下と1.5cm以上との間でイメージ差が表れやすい。以上, 無地の試料と比較することによりストライプ柄のイメージを検討してきたが, 今回は試料として紙を用いており, 衣服にみられる立体感や材質感は考慮されていない。これを今後の検討課題とし, さらに研究を積み重ねていく必要があると考える。
URI: http://hdl.handle.net/11334/1346
出現コレクション:第36号

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