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1300. 紀要 / 東海学園女子短期大学 [編] >
第35号 >
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http://hdl.handle.net/11334/1342
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タイトル: | 日本における食生活の変貌(3報) : 女子高校生の食生活と栄養補助食品の利用状況 |
その他のタイトル: | The Transformation of Food Life in Japan (3) : Food Life and Actual Use of Nutritional Supplementary Foods in Female High School Students |
著者: | 小島, しのぶ |
著者(別名): | Kojima, Sinobu |
著者(ヨミ): | コジマ, シノブ |
発行日: | 1999年10月5日 |
出版者: | 東海学園女子短期大学 |
抄録: | 1)女子高校生の喫食状況と食事内容の評価 3日間の調査期間で朝食を欠食していない女子高校生は78.5%であるが, 食事内容は非常に偏った食事であり, 欠食がないからといって決して安心ができることではない。また, 欠食者は1日のみの者は13.4%, 2日間とも欠食したのは4.3%, 3日間とも欠食したのは3,8%であり最も少ないが, 欠食の常習者としたら問題であり, 学校教育の場での指導が求められている。食事内容の評価は「簡易食事診断表」によると全対象者平均では評価点が低く, 評価基準「要注意」という点数69点以下であり, 調査対象の84.7%を占めていた。なお, 評価基準が「良い(70点~89点)」という結果のものは, 15.3%であった。食品群別の摂取状態では, 3日間の調査期間を通して, 一度も摂取していない食品群があり, 最も多かったのは, 小魚・海藻類であり, 次いで, 豆類, いも類, 牛乳・乳製品, 緑黄色野菜類の順であった。これらの食晶類の多くは, 主に, ミネラル類, ビタミン類の供給源となる食品類であり, 食品類の摂取に問題点のあることが判明した。2)栄養補助食品の利用について 栄養補助食品の利用経験は女子高校生の91.5%で過去に利用がされていたり, 現在も利用されいる。利用の多かった商品は固形タイプのものが圧倒的に多く, 次いで, 飲用タイプのものも利用されている。利用の理由で最も多かったは, 消極的な理由のものが61.3%であり, 「なんとなく」, 「友達に進められて」, 「まわりが利用しているから」等であった。利用の理由が明確で積極的なものは, 「ダイエットのため」, 「忙しいときの食事代わり」というものであり, 商品のキャッチフレーズにある『バランス栄養食品』, 『食事代わり』といった宣伝に従って自分の食生活にこれらの商品を導入することによって, 食事の代わりとしたり, 栄養の不足を補おうとしているものが22.2%いることが判明した。3)ダイエットの実施状況とBMI(Body Mass Index)ダイエットの経験のあるもの, あるいは現在も実行しているものは, 併せて39.1%である。その中で, 現在も実施しているのは8.0%である。BMIについては, 対象者全体の平均値は20であった。またダイエットを現在も実行していると回答したものについて, そのBMIを調べてみた結果は全員が, 判定基準の「普通」≧21~25の範囲に属するものばかりであった。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11334/1342 |
出現コレクション: | 第35号
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