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1. 学術雑誌論文(学内発行分) >
1300. 紀要 / 東海学園女子短期大学 [編] >
第32号 >

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タイトル: 女子短大卒業生の体重変動と生活習慣
その他のタイトル: Weight Changes and Lifestyle among Women's Junior College Alumna
著者: 石田, 妙美
佐藤, 祐造
著者(別名): ISHIDA, Taemi
SATO, Yuzo
著者(ヨミ): イシダ, タエミ
サトウ, ユウゾウ
発行日: 1997年9月1日
出版者: 東海学園女子短期大学
抄録: 今回卒業後6~10年になる本学卒業生147名を対象に, 学生時代肥満だった者53名と, 非肥満であった者94名の二群に分け, 健康状態と生活習慣に関する健康調査を行った。1肥満群は現在(28歳), 19歳の体重よりも平均6.7±6.6kg減少し, また対照群に比し有意(P<0.01)に減少した。2肥満群のうち, 卒業後の体重が減少傾向を示す者は13名(24.5%)で, 対照群に比べて多かった(P<0.01)。3肥満群は, ストレス時に体重が1~2kg増加する者が18名(34.0%)みられ, 対照群に比べて多かった(P<0.01)。4卒業後何らかのダイエットを実行した者は対象者全体の約60%に見られ, 肥満群の方が実行率が高く(P<0.01), 減量成功量も多かった(P<0.001)。また, 現在まで継続している減量の方法は, 体重測定と食事量の全体的な減量であった。現在の生活習慣については, 両群間に有意差を認めなかった。肥満群の学生時代は, 「食事の量を満腹まで食べる」, 「夜食を食べる」, 「一人で食事をする」, 「一度にドカ食いをする」などの肥満の誘因とされる項目が対照群に比べて有意に多かった。今回の調査では, 対象者の学生時代に行った減量指導が卒業後の生活に影響しているか否かについては知ることは出来なかった。しかし, 卒業生の現在の健康状態や生活習慣が把握でき, 学生時代におこなう健康教育の重要性について, 再考させられた。今後の健康教育では, 喫煙や飲酒などの嗜好品やダイエットの方法, 食習慣や運動習慣等に関する正しい知識をただ普及するのではなく, 卒業後の生活の中で主体的に実行でき, 習慣づけられるような生活習慣の指導の必要性が強く示唆された。
URI: http://hdl.handle.net/11334/1317
出現コレクション:第32号

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