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1300. 紀要 / 東海学園女子短期大学 [編] >
第31号 >
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http://hdl.handle.net/11334/1312
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タイトル: | 肥満女子学生に対する効果的な減量指導のあり方 : 指導方法の違いによる検討 |
その他のタイトル: | The Effective Means of Weight Reduction for Obese Female Students |
著者: | 石田, 妙美 佐藤, 祐造 村松, 園江 寺尾, 文範 宮崎, 幸恵 |
著者(別名): | ISHIDA, Taemi SATO, Yozo MURAMATSU, Sonoe TERAO, Huminori MIYAZAKI, Sachie |
著者(ヨミ): | イシダ, タエミ サトウ, ヨウゾウ ムラマツ, ソノエ テラオ, フミノリ ミヤザキ, サチエ |
発行日: | 1996年9月1日 |
出版者: | 東海学園女子短期大学 |
抄録: | 今回, 1984年~1989年に本学で実施した5回の行動療法による減量指導を振り返って検討した結果, 以下について知ることができた。1.減量指導開始は, 秋季より初夏(春季)に開始した方が減量効果が良かった。2.食行動修正課題は, 個々の対象者に必要と認められる課題を数個とし, 課題達成速度も個々のペースに合わせた方が良かった。3.万歩計を使用した, 対象者の日常生活全体の活動量を高める運動負荷が, 減量に効果的であり, 対象者も課題について肯定的な印象を持っていた。4.秋に開始した89年以外は, 指導後も減量効果は持続し, 指導後約8か月経た次年度の健康診断時においても減量した体重をほぼ維持していた。肥満学生に対する効果的な減量指導には, 指導者サイドが対象者一人一人のライフスタイルを把握し, その人の肥満に最も影響を与えていると思われる課題数個を対象者自身が選択・設定できるよう援助し, 対象者のライフスタイルを著しく変化させることなく, 対象者個々のペースで課題達成できるよう協力することである。筆者らは減量指導方法に改善を加えつつ, 今後も継続して実施する予定である。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11334/1312 |
出現コレクション: | 第31号
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