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1300. 紀要 / 東海学園女子短期大学 [編] >
第31号 >

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タイトル: 日本における食生活の変貌
その他のタイトル: The Transformation of Food Life in Japan
著者: 小島, しのぶ
著者(別名): Kojima, Shinobu
著者(ヨミ): コジマ, シノブ
発行日: 1996年9月1日
出版者: 東海学園女子短期大学
抄録: 1)第2次世界大戦終了直後からの日本人の栄養摂取の状態を, 国民栄養調査の結果を資料にしながら概観してみると, 戦後の混乱期の飢餓状態を抜け出して以降, 食生活は豊かになり, 1970年代の日本人の栄養摂取が, 世界の国々のなかでも最も栄養的にバランスのとれた食生活といわれ, その推進を国民に対して提唱してきた。しかし, それ以降, 約20年間を経た現在, 食生活の欧米化が進行しつつあり, 新たな問題を抱える事態にいたっている。2)その問題とは家庭外の食事による食生活の営みが多くの国民の間に浸透して, 食生活の質の悪化, 特に栄養のアンバランスを引き起こしている。それに加えて社会環境, 生活環境の変化とも相侯って, いわゆる成人病に属する疾病が多く発生し, 若年層にも成人病が出現していることである。3)食生活と健康との関係は短期間で左右されるものではなく, 胎児期から出発して高齢期までの積み重ねで左右されるものであり, ユ970年代以降に誕生した世代が日本の長寿を保持することが可能かどうか, 日本人の食生活は, 新たな時代にさしかかっているとも言えよう。
URI: http://hdl.handle.net/11334/1305
出現コレクション:第31号

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