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1. 学術雑誌論文(学内発行分) >
1300. 紀要 / 東海学園女子短期大学 [編] >
第21号 >

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タイトル: 障害者もつ家族の意識と態度に関する心理学的研究
その他のタイトル: Consciousness and Attitude of the Family that live with the Handicapped
著者: 伊藤, きよ子
著者(別名): ITOH, Kiyoko
著者(ヨミ): イトウ, キヨコ
発行日: 1986年7月20日
出版者: 東海学園女子短期大学
抄録: 障害者をもつ家族, 中でもその世話を中心となって担っていると考えられる母親の地域社会, 親自身, 家族, 子どもに対する意識と態度について調査した結果を要約すると, 次のようである。1.地域社会に対する態度の類型は, C型25.0%, 1型28.1%, M型46.9%に分類された。2.ストレス尺度に対する反応は, 将来への不安に対する意識が高く, 近隣・地域社会に対するひけめ, 訓練・相談機関, 医療機関に対する不満の意識は低かった。3.障害をもつ子どもが施設に人所あるいは通所する以前と現在のストレスの大きさを比較すると, 現在の方がストレスは小さくなっている傾向にあり, 特に近隣・地域社会の理解, 将来の不安といった尺度においてストレスの軽減が顕著であった。4.類型とストレスの関係は, B, H, I, M, O, P, Qの各尺度において有意差が認められ, H, Pを除く尺度ではI型のストレスが大きく, C型は小さかった。5.母親の年代とストレスの関係では, 尺度A, B, Nは年代の低い者ほどストレスが小さく, F, Jは年代の高い者のストレスが小さい傾向にあった。6.障害の程度とストレスの関係は, 尺度A, F, H, L, Pに有意差が認められ, どの尺度においても軽度のストレスが小さかった。7.つきあいの程度とストレスの関係は, 尺度A, B, C, D, G, H, Mにおいて有意差,が認められ, 障害者の家族とほとんどつきあいのない者はストレスが高く, 家族ぐるみでつぎあっている者は低い傾向にあった。
URI: http://hdl.handle.net/11334/1201
出現コレクション:第21号

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