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1300. 紀要 / 東海学園女子短期大学 [編] >
第18号 >
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http://hdl.handle.net/11334/1169
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タイトル: | 大裁女物長着の肩幅寸法設定に関する研究 |
その他のタイトル: | A Study on the Shoulder Length of Women's Kimono |
著者: | 伊藤, きよ子 左納, 典子 辻, 啓子 |
著者(別名): | ITOH, Kiyoko SANOH, Noriko TSUJI, Keiko |
著者(ヨミ): | イトウ, キヨコ サノウ, ノリコ ツジ, ケイコ |
発行日: | 1983年10月20日 |
出版者: | 東海学園女子短期大学 |
抄録: | 大裁女物長着の肩幅寸法の設定を袖付位置の設定としてとらえ, 袖付位置と肩部の形状ならびに材料特性の関係について動作適合性および美的効果の二面から検討し, 次のような結果を得ることができた。1.袖付位置と肩部の形状の関係を動作適合性の面から検討した結果, 肩傾斜角度は動作適合性に関与する要因とはならなかった。しかし袖付位置が肩先点より下がるほど, すなわち肩幅寸法が広くなるほど動作適合性は悪くなる傾向にあった。袖付位置に対する美的評価は肩下がり寸法によってなされることが明らかとなった。本実験では肩先点を基点とし袖付位置を設定しているため, この結果より, 第7頸椎点から肩先点までの長さは肩幅寸法を設定する要因の1つであるといえる。2.袖付位置と材料特性の関係を動作適合性および美的効果の二面から検討した結果, 摩擦係数の小さい材料ほど動作適合性は悪く, また美的効果には曲げ剛さ, ドレープ係数が関与し, これらの大きい試料ほど袖付位置の高い, すなわち肩幅の狭い実験着を高評価する傾向にあった。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11334/1169 |
出現コレクション: | 第18号
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